蓄熱構造
蓄熱体を設けると省エネ効果がさらにあがる
保温力が高い外断熱構法は、日中の太陽熱や暖房熱を蓄えておくことができます。
夜に暖房ボイラーを停止しても朝方に室温が下がり始めると、蓄えた熱がゆっくり放熱するシステムです。
外断熱材に囲われた構造材や床壁天井の輻射温度は、人に穏やかな暖かさをあたえてくれ、
熱とともに残る適度な湿度によって、更なる暖かさを感じるなど、いろいろなメリットがあります。
地域に合った外断熱と換気の設計が完璧にできれば、
あとは、自然エネルギーを利用する為の工夫だけです。
ここに、ご紹介する方法は一部ですが、他にも多数の設計案があり、
確実に省エネルギーと住み心地の良い家に結びつきます。
暖かい家を造るコツは、熱を蓄えれる構造です
蓄熱体は土間コンクリート、レンガなどを敷くとさらに効果的
外断熱材に包まれた木材などにも熱を蓄える
| [夏、利用できる自然エネルギー] ●地中熱で蓄熱体を冷やす ●地中熱で外気を冷やし給気 ●上下の空気の流れ ●通風計画だけでも涼しい | [冬、蓄熱に利用できる熱] ●地中熱で蓄熱体を暖める ●暖房熱で蓄熱体を暖める ●日中の太陽熱 ●家電からでる熱 |
日中は間欠暖房、夜間は暖房の必要はありません
室温が下がり始めると蓄熱体から自然に放熱する仕組みです
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蓄熱体となる土間コンクリート | 温水パイプをモルタルで保護、 その上の蓄熱輻射用レンガ | 床仕上げ材の直下に |
実例住宅の蓄熱効果
Case1 外断熱構法 最新の実験
2010年1月3日 札幌市、午前7時の外気温度は-9℃、測定時刻午前10時
1階北東側の6帖洋室において、3週間無暖房状態で実験結果、室温は12℃
2階居間は8時から1時間暖房運転を行い停止、太陽熱の入る日、室温は20℃、湿度47%
外気を地中熱で暖めて土間コンクリートを貫通した給気ガラリ付近の温度は11℃
(外気温の高低にはあまり影響を受けず、地中熱の一定した温度で室内に給気されることが判る)
床下の土間コンクリート面の温度は11℃、この温度は地中熱の蓄熱温度
Case2 外断熱構法 中期の実験
1990年1月22日 北広島市、最低外気温-14℃(午前2時)、24時間連続測定
暖房停止後(停止時の温度20℃)、明け方の1階居間(午前4時)、最低温度14℃
日中の温・湿度環境は、1階居間20℃、湿度42%
Case3 外断熱構法 初期の実験・・・1階床下土間コンクリート面の温度
1984年 札幌市 2月から3月まで連続測定 最低外気温-12℃
土間コンクリート面の最低温度11℃


