地熱を採り入れる床下の造りは自然エネルギーを溜める仕組みです

自然のエネルギーは身体にも経済的にも優しい

地熱は、どこにでも存在する自然のエネルギーです。真冬に寒くなるほど地熱の効果が体感できます。

反対に真夏の猛暑ときは、1階の床全体がヒンヤリした感じになります。

暖房費も冷房費も大幅に削減できます。

余剰となったエネルギーを蓄える

保温力が高い外断熱構法は、地熱や日中の太陽熱や暖房熱を蓄えておくことができます。

夜に暖房ボイラーを停止しても朝方に室温が下がり始めると、蓄えた熱が放熱するシステムです。

外断熱材に囲われた構造材や床壁天井の輻射温度が、穏やかな暖かさをあたえてくれ、熱とともに残る適度な湿度によって、更なる暖かさを感じるなど、いろいろなメリットがあります。

余剰となったエネルギーを蓄える

暖かく経済的な家を造るコツは、熱を蓄えることのできる構造です

完璧な外断熱住宅だけで効果が発揮される自然エネルギーを利用するための設計です。

多数の設計・施工の実例があり、保温・蓄熱・輻射熱の効果が確認されています。

床下のパイピング 蓄熱レンガ

床下地 仕上げの床材

施工順序

  1. 蓄熱体となる土間コンクリート上に温水用パイプを配管。
  2. 温水パイプをモルタルで保護して、その上の蓄熱輻射用レンガを敷設。
  3. レンガの上に通常の床組みを施工。
  4. 無垢フローリングを使うと、更に効果が上がる。

 

 


室内の良好な温度・湿度・空気は、健康な暮らしの条件です。

家の住み心地は空気の質で決まる

保湿性があって、肌に感じない緩やかな換気は、 乳幼児からお年寄りまで、毎日が爽やかで健康的に暮すための条件です。

手島設計では、気密にビニール質の材料や合板は一切使用せずに、外断熱材のスタイロフォームを二重張りする方法で気密を高め、換気はパッシブ型の自然換気で設計しております。

快適な室内環境は空気の質で決まります。断熱と気密方法に失敗すると住み心地が大きく損なわれます。

空気の流れを利用した自然換気

家の中では、高低差や内外の温度差、空気が暖まって上昇する現象など、自然に空気が移動する作用があります。
建物全体を微量に通気性をもたせた構造にすると、家自体を自然に緩やかに換気させることができます。

家の中で空気が流れる自然現象 自然現象を微量に利用する

省エネ住宅のための自然換気システムの選択

建築基準法で規定された機械換気装置は設置していますが、家自体の空気が汚れて稼働することは殆どありません。

24時間機械換気を運転が必要な造りでは、暖房運転も常時必要になり、せっかく暖めた室内の空気を次から次へと屋外へ捨てることにもなり、省エネ住宅にはなりません。

機械換気に頼らない方法ですから、温度、湿度、換気量を住む人々の年齢、家族構成に合わせて自由に調整することが出来ます。

気密設計の違いで換気方法も変わる

 

実験住宅で蓄熱効果を検証

CASE 1 201013日 札幌市 午前7時の外気温は-9℃ 測定時刻 午前10

1階北東側の6帖洋室において、3週間、無暖房状態で実験結果、室温は12℃
2階居間は、8時から1時間暖房運転を行い停止、太陽熱の入る日、室温は20℃ 湿度47%
外気を地中熱で暖めて、土間コンクリートを貫通した給気ガラリ付近の温度は11℃
外気温の高低にはあまり影響を受けず、地中熱の一定した温度で室内に給気されることが判る
床下の土間コンクリート面の温度は11℃ この温度は地中熱の蓄熱温度

CASE 2 真夏 札幌市外断熱構法住宅 外気温は30℃以上 

窓を閉め切り外出(ブラインドを閉じ太陽熱は入れない)6時間後に帰宅、1階室温は、外部より低く、窓の開放は必要なかった。

CASE 3 真夏 札幌市外断熱構法住宅 外気温は30℃以上 

冬は少ない暖房で暖かいように、真夏にエアコンを取付けても約1/3の冷房能力で間に合う。